
【NEW ENERGY TOKYO】WSレポート(2025.2)
ファッションの未来を、手で感じる。
アップサイクルワークショップ at AnotherADdress ブース
2025年2月14日(金)・15日(土)・16日(日)、東京・国立代々木第一体育館で開催された「NEW ENERGY TOKYO 2025」にて、ネジルファニチャーは大丸松坂屋百貨店「AnotherADdress」ブース内でワークショップを開催しました。
「FASHION NEW LIFE」というブーステーマに共鳴し、廃棄される衣類を再構成するネジルのプロダクト思想を、実際に手を動かして体験できる場として展開しました。
また、ゲストスピーカーによるトークセッションの際の椅子としてもnejiru スツールを採用していただきました。
ワークショップ概要
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イベント名: NEW ENERGY TOKYO
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開催日: 2025年2月14日(金)〜16日(日)
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会場: 国立代々木第一体育館
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出展形態: 「アナザーアドレス」ブース内での展示・ワークショップ実施
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主催: 大丸松坂屋百貨店(アナザーアドレス)
nejiru Furnitureは、ファッションの循環と創造をテーマとしたブースにて、不要になった衣類を再構築するワークショップを展開しました。
“ねじる”という手法を通じて、布の持つ新たな魅力を引き出す試みとして、たくさんの来場者の方々にご参加いただきました。
ワークショップ内容
廃棄衣料を活用し、布を手でねじって形づくる2つのアップサイクルワークショップを開催。
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バッグチャームづくり
色や素材の異なる布を自由に組み合わせ、手でねじって巻きつけることで、唯一無二のチャームを制作。
仕上げにリングをつけて、すぐにバッグに取り付けられる実用品として完成。 -
ミニ鍋敷きづくり
カラフルな端切れをぐるぐると巻き、コースターサイズの鍋敷きに。
ねじった布の層が美しく、実用性とアート性を兼ね備えた仕上がりになります。
いずれも布の柔らかさと感触を楽しみながら制作できる内容です。小さなお子様から大人まで、幅広い方々が参加されました。
当日の様子
ワークショップエリアは3日間を通じて常ににぎわい、多くの来場者が布を選び、ねじり、完成品を嬉しそうに手にされていました。
アート作品として展示したnejiruのスツールやパネルと連動し、アップサイクルの概念がより身近に感じられる場となったようです。
とくに布を巻く・ねじるという単純な手の動きのなかに、無限の表現があることに驚かれる方が多く、創作意欲を刺激する場面が多く見られました。
参加者の声(一部抜粋)
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「色の組み合わせに悩むのも楽しくて、愛着が湧きます」(30代/女性)
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「手を動かすうちに、素材への見方が変わってきた気がします」(20代/学生)
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「こどもが夢中でねじっていて、良い体験になりました」(40代/男性)
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「家具にも使われている技法と聞いて、思わず展示もじっくり見ました」(ファッション関係者)
おわりに
nejiru Furnitureのワークショップは、素材と人との新たな関係を育む“場”でもあります。
日常からあふれた布たちが、ふたたび誰かの手で形を持ち、生活に戻っていく。そんな循環のひとつを、今回も多くの方と共有することができました。
これからも、つくる楽しさとサステナブルな発見を、ワークショップや展示を通して広げていきます。